こんにちは!えいしゅうです!
西之島とは東京の南の約1000kmにある火山島です。
昨年は噴火を繰り返して、どんどん成長していきました。
では、なぜ西之島は昨年成長したのでしょうか?
今回はその謎に迫ります!
・①西之島の昨年の拡大
・②西之島はなぜ拡大したのか?
①西之島の昨年の拡大
昨年、西之島は山と島の面積は大きく拡大しました。
こちらの写真がその拡大の様子です。
左の写真は2020年1月3日で、右が2020年12月18日です。
島と山が拡大しているのが分かります。
では、どれぐらい島と山がどれぐらい拡大したのかを
より詳しく解説します!
まず、島の成長を見ていきましょう!
島の成長
1月~6月の西之島は約0.75km2拡大しました。

約0.75km2は東京ドーム16個分です!
下の図は1月と6月の西之島の面積を重たものです。
拡大しているのがよく分かりますね!

一方で7月から12月の間は東京ドーム4個分
ほどしか拡大しませんでした。

下の図は7月と12月の面積を重たものです。
あまり拡大していないのが分かります。

山の成長
つづきまして、山の成長です。
1月と比べて12月は明らかに大きいことが分かります。

昨年の一年間で、西之島の山の面積は約5倍拡大しました。

1月と12月の山を重ねてみると、一目瞭然ですね!
さらに、火山の直径も約400mから1100m以上に拡大しています。
より詳しく見ると、1月~6月の山の直径は約150mしか成長していません。
一方で、6月~12月の山の直径は約550m成長しています!
ここで、昨年の西之島の拡大をまとめます。
1月~6月までの間に、島が大きく拡大しました。
そして、7月以降は山が大きく拡大したということになります。
ではなぜ、西之島は昨年拡大できたのでしょうか?
次の章でわかりやすく解説したいと思います。
②西之島はなぜ拡大できたのか?
西之島はなぜ拡大できたのでしょうか?
結論から言うと、溶岩が流れることで
島の面積は東京ドーム20個分拡大し、
爆発を繰り返すことによって山の直径は約700m成長しました。

わかりやすく解説します!
西之島の1月~6月の成長
2020年1月~6月の間の噴火では、
大量の溶岩が流れました。
下の写真は西之島から溶岩が流れる写真です!
西之島から白い蒸気が出ているのがわかります。
これは西之島から熱々の溶岩が流れたためです。
特に1月~6月にかけて大量の溶岩が流れました。
その結果、東京ドーム16個分拡大できました。

一方で、爆発的な噴火はあまり起こりませんでした。
写真は爆発的な噴火をする西之島です。

なので、火山灰が山にあまり降り積もりませんでした。

その結果、上半期の西之島の山の直径の成長は、
150mほどでとどまっています。

西之島の7月~12月の成長
つづきまして、西之島の7月~12月までの成長を見ていきましょう!
7月~12月までの間に西之島は爆発的な噴火を繰り返すことで、
山の直径は約550m成長しました。
詳しくお話しします!
7~12月までに西之島で溶岩はあまり流れませんでした。
そのため、島の拡大は東京ドーム4個分でした。

一方で、この時期たくさんの爆発的な噴火が発生しました。
爆発的な噴火が発生することによって、
たくさんの火山灰が
西之島に降り積もりました。
その結果、6月~12月の間に
山の直径は550mから1100mになりました。

最後に昨年の最長をご覧ください!
1月~6月の間は島が大きく成長し、
7月から12月の間に山が大きく成長したのがよく分かりますね!
出典:国土地理院ウェブサイト
まとめ
今回は、西之島はなぜ成長するのかを解説しました最後にまとめます!
・昨年、西之島は東京ドーム20分拡大した。
・昨年、西之島の山の直径は約650m拡大した。
・1月~6月の間、大量の溶岩を流すことによって、
島の面積は東京ドーム16個分拡大した。
・7月以降、爆発を繰り返すことによって、山の直径は550m拡大した。
以上が今日の内容になります。
最後までご覧いただきまして
ありがとうございました。
これからも地球の最新情報をお届けいたします!
また、次回お会いいたしましょう!