こんにちは、えいしゅうです!
火山の火口とは、マグマや噴石が飛び出してくる場所のことを言います。

西之島にはご覧のように立派な火口が存在します。
ではここで問題です!西之島の火口は全部で何個あるでしょうか?
もちろん1個だと思います!
ぶぶ~!はずれです!(笑)
実は、西之島には火口が全部で7つもあるのです!
そこで今回は、西之島に存在する7つの火口を火山博士と一緒に見ていきましょう!さらに、なぜ西之島には7つの火口が存在しているのでしょうか?一緒に考えていきましょう!
この記事を読めば、なぜ火山にたくさんの火口が生まれるかが分かりますのででぜひとも最後までご覧ください。
西之島の7つの火口
第1火口
まず初めに、こちらの写真をご覧ください。こちらは2013年の西之島の写真です。

そして2013年11月に島の南の海底で噴火が発生します。その時の噴火の様子がこの写真です!

爆発してますね!!
この噴火によって、できたのが西之島の第1火口です!
第1火口の正確な位置は下の図の通りです!

第2火口
第1火口ができた後、西之島はどんどん噴火を繰り返して、島が大きくなっていきました!
こちらが拡大する様子です!


そして、拡大している途中で、第2火口がで生まれました!
第3火口
その後、西之島の噴火と成長は続いていき、第1火口と第2火口の間に新しい火口である「第3火口」が生まれました。


第4火口と第5火口
西之島噴火が半年ほど続いた後、第4火口が中央部で、第5火口が東部でそれぞれ発見されました。


第5火口から煙が噴き出していますね!

第6火口
噴火が9か月ほど継続した後に、島の東部で第6火口が新たに発見されています。


第7火口
その後、噴火が始まって10か月後に第7火口が発見されました!そして、西之島では第7火口で噴火を繰り返すようになっています。




なぜ西之島には火口が7つ存在するのか?
なぜ西之島には火口が7つ存在するのかというと、火山の中にはたくさんの割れ目があるからです。この割れ目をマグマが上ることによって、たくさんの火口が火山に生まれます。

火山はヒビだらけということですね!ではなぜ、火山にたくさんのヒビができるんでしょうか?
大きく二つの原因があります。
- 火山は周辺の力を受けているから
- 火山が重力を受けるから
①火山は周辺の力を受けているから
西之島はフィリピン海プレートの上にあります。

西之島とフィリピン海プレートは沈み込む太平洋プレートの力を受けています。この力によって西之島とフィリピン海プレートに割れ目ができます。

②火山が重力を受けるから
重力とは地球がものを引っ張る力のことです。地球上に存在するすべてのものは地球による重力によって引っ張られています。この重力によって、火山が割れてしまうのです。

以上、火山に働く力と重力によって、火山にたくさんの割れ目ができます。その割れ目をマグマが通り、噴火することによって、火山にたくさんの火口ができるのです。
以上が今回の内容になります。最後までご覧いただきましてありがとうございました。また、次回お会いいたしましょう!ありがとうございました!
- 西之島には全部で7つの可能がある。
- 火山にたくさんの火口ができるのは、火山にたくさんの割れ目ができるから。
- 火山に割れ目ができる原因は、火山は地球の力を受けていることと、重力の力をうけているためです。