こんにちは!えいしゅうです!
西之島にはもともと、「旧島」とよばれる。
小さな島がありました。
この島は、東京ドーム1.5個分の小さな島でした。

2021年7月現在、この旧島は、西之島の拡大にともなって埋もれてしまいました。
では、この旧島はどのように埋もれていったのでしょうか?
とても気になりますよね!
そこで今回は、西之島の旧島が埋もれていく様子を火山博士がわかりやすく解説します!
西之島の旧島とは?
旧島ってどんな島ですか?
西之島の旧島とは、1973年以前から確認されていた西之島の一部です。
こちらが旧島です。

大きさは、東京ドーム1.5個分の小さな島でした。

この旧島には、カツオドリ、アジサシのような鳥や、ゴキブリやクモなどの生物も生息していました。

そのほかにも旧島には高さ約10mの巨大な溶岩もありました!

人が写っているので、溶岩の大きさがよく分かりますね!
そうですね!溶岩がとても大きいので人が小さく見えますね!笑
しかし、この旧島は2021年現在、西之島の溶岩によって埋もれてしまいました。
それでは、旧島はどのように埋もれていったのでしょうか?次の章で解説したいと思います!
旧島が飲み込まれる様子
それでは、旧島が溶岩によって埋もれていく様子を写真で見てみましょう!
まずは1973年に旧島の東の海で噴火が発生します。

この噴火によって、旧島と新島が合体することになりました!

この時期は、旧島の部分がちゃんと見えますね!
そうですね!それでは、どんどん見ていきます!
この後、西之島に砂が運ばれることによって西之島は拡大します。
この時期にも西之島の旧島の部分はきちんと見えていますね!

そして、2013年11月に再び噴火が発生します!

この噴火では西之島の南の海で噴火が発生しました。
この噴火によって、南に新しい島ができました!

この島が噴火を繰り返して、どんどん大きくなって行きます!


西之島の拡大にともなってどんどん、旧島が溶岩に覆われてきます!



少し見にくいので、旧島の部分を拡大して見てみましょう!


そして、2014年12月ぐらいに、旧島はほぼ溶岩に覆われてしまいました。
旧島は2013年の噴火が始まってから、およそ1年でほとんど溶岩に覆われてしまいました。
すべて溶岩に覆われてしまうのも時間の問題かと思いきや、ここから旧島はしぶとく生き残ります!笑




2013年から2019年の間に西之島で何度も噴火が発生しました。しかし、旧島は溶岩におおわれませんでした。


しかし、それも長くは続きませんでした。2020年6月の噴火で、ついに旧島が溶岩におおわれてしまったんです!

2020年6月中旬の旧島の様子がこちらです!

旧島がちょっとだけ見えますね!
そうなんですよ!そして、2020年6月29日に旧島は溶岩によって完全に埋もれてしまいました!


このようにして、旧島は溶岩によって埋もれてしまいました!
なんだか切ないですよね~
以上が今回の記事になります!最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!
また次回、お会いいたしましょう!
この記事のまとめ
- 西之島には旧島と呼ばれる島が存在した。
- 旧島にはカツオドリやゴキブリなどの生物が生息していた。
- 旧島には約10mの溶岩があった。
- 2020年6月の噴火によって、旧島は溶岩に完全に埋もれてしまった。