こんにちは!えいしゅうです!
「西之島は今どうなっているの?」
気になっていらっしゃる方が多いと思います。
なんと、西之島の最新の調査が2021年5月と6月に行われました。
その調査結果は気象庁ホームページでまとめられています。
そこで、今回は西之島の最新の調査記録を火山博士がわかりやすく解説します!
この記事を見ると、西之島の最新の情報が分かりますので是非とも最後までご覧ください!それでは今日も元気にやって行きましょう!
①最新の調査の概要
2021年5月と6月に海上保安庁によって、西之島の調査が行われました。
その調査報告書は気象庁ホームページで公開されています。報告書にご興味のある方はこちらからアクセスしてみてください。
西之島の報告書の要約を教えてください!
はい!よろこんで!
報告書の要点は大きく3点です。
- 5月28日と6月8日に海上保安庁が西之島の調査を行った。
- 調査によって、西之島に噴気が確認された。
- 西之島の周りの海がにごっていることが確認された。
ということでございます!
それでは、次に、その調査で西之島の写真が撮影されています!その西之島の写真を次の章で解説したいと思います!
②西之島の2021年5月と6月の様子
西之島の5月の調査写真
まずは、5月の調査の写真です。

海の先に、西之島が写っていますね!しかも、火口から蒸気のようなものが上がっているのが分かります。
続いての写真を見てみましょう!

西之島の火口、とっても迫力がありますね!
そうですね!とっても迫力がありますね!また、蒸気が出ているのがよく分かります!
この火口なんですがとっても熱いんですよ!
西之島の火口が熱いとわかる理由
なぜ西之島の火口が熱いって分かるんですか?
それは、熱画像と呼ばれる特殊な写真で西之島を見ると、西之島の火口が熱いということが分かるんです!

右の写真は熱画像で見た西之島です。熱画像は熱いところほど、白く写ります。
西之島の火口が真っ白になってますね!
その通りです!西之島の火口の中は真っ白になっています!つまり、火口の中が熱々ということなんです!すごいですよね~!
ちなみに、現在の西之島の火口の大きさは直径500m以上あります!500mといえば、浅間山の山頂火口と匹敵するかそれ以上の大きさになります。
西之島で確認された噴気
次に、西之島の北側で噴気も確認されています!図中の黄色丸の中にご注目ください。

えっ!?噴気なんてありますかね?
そうですよね!噴気はとっても見づらいです。
噴気を見やすくするために、写真を拡大して、スケッチしてみました。

なるほど!これだと噴気がよく分かりますね!
噴気を分かっていただけたようで、うれしいです!
このような西之島の噴気は、以前も確認されていました

西之島の噴気は2月と比べて5月の方が弱いですね!
そうですね!ということは、5月の西之島さんはちょっと調子が悪かったのかもしれませんね!
西之島の溶岩のでこぼこ!
新しい調査写真はご覧のような溶岩のでこぼこも写っていました!

溶岩のでこぼこ!かわいらしいですね!
溶岩のでこぼこは、かわいく見えますよね!でも、このでこぼこの高さは、5~10mぐらいあるかと思います。なので、高さは3階建ての建物ぐらいじゃないかな?笑

溶岩のビルが建っているようなものですか!!
その通りです!すごいですよね~!
6月の調査の写真
つづきまして、6月の西之島です!
海水をよく見ると、茶色くにごっているのが分かりますね!

海水がにごっているは、西之島からでたガスが出ているためです!
そして、西之島の5月と6月の火口の噴気を比べて見ました。

撮影された写真の角度は違いますが、6月は5月に比べてやや噴気が弱いように見えますね!
ということは6月の西之島さんの元気がなかったということですか?
そうかもしれませんね!
西之島さんの一日でも早い回復をお祈りしましょう!
この記事のまとめ
- 2021年5月6月に西之島の調査が行われた。
- 調査では噴気が確認された。
- 調査では海水がにごっているのが確認された。
- 西之島の噴気とにごりぐあいが弱まっている。なので最近、西之島は元気が無いのかもしれません。
以上が今回の記事になります!最後までご覧いただきましてありがとうございました!また、次回お会いいたしましょう!ありがとうございました!