こんにちは!えいしゅうです!
昨年、東京の火山島である西之島は、噴火を繰り返すことによって、どんどん大きくなっています。
現在の大きさ(面積)は4km2です。4km2を東京ドームに換算すると約80個分に相当します!
さらに西之島はこの50年間で約60倍も成長したんです!

では西之島はどのように成長して行ったのでしょうか?
今回は
「西之島の成長をじっくりと見たい!」
という方に向けて、西之島の成長記録を火山博士がわかりやすく解説します!
このブログ記事を見ていただくと、西之島の50年間の成長の歴史を見ることができますので、是非とも最後まで、ご覧ください!
1973~2012 年の成長
西之島は、1973年から2020年間のおよそ50年の間に面積は東京ドーム約80分成長しました。どのように成長していったのかを詳しく解説します。
1973年の西之島はフライドチキンのような細長い島でした。島の面積は東京ドーム1.5個分でした。

おいしそうな島ですね!
見ているとおなかがすいてきますね!(笑)空から見るとこんな感じです!

空から見るとなんだか、蛇のように見えますね!
とても興味深いですよね~
この島で事件が起こったのは1973年4月12日のことでした。島の周りの海水が白くにごりました!

海の水が白くにごったのは、西ノ島の地下にあるアツアツのマグマが活性化したためです。
そして海水がにごってから約1ヶ月後、海の中で噴火が始まりました。

噴火によってたくさんの溶岩が流れました。その結果、島は東京ドーム5個分のツチノコのような島に成長しました。

噴火は1年続いたあと、西之島は噴火をお休みします。
噴火をお休みしている間も成長を続けました!



噴火が止まっているのに何で、成長したの?
噴火が止まっている間、西之島に土砂が海から運ばれてきたからです。
その結果、西之島の面積は東京ドーム6個分の小さな北海道のような形になりました!
そして、西之島は2013年から、更に拡大を続けることになります!
次の章で詳しくお話しします!
2013~18年の成長
西之島は2013年から実に40年ぶりに噴火しました。噴火は島の南500mの海の中で起こりました。


そして、噴火で新しい島ができました。できた島は新島と呼ばれています。新島で次々に噴火が発生し、どんどん大きくなって行きました。


形が、スヌーピーに似てますね!
そうなんですよ!当時、あまりにもスヌーピーに似ていたので話題になりました!
そして、噴火が始まってから約2月後に、西之島の島のシンボルである火山がはっきりと分かるようになりました!

そのあと噴火が続いているうちに島はどんどん大きくなりました!


そして、2015年12月に噴火が停止しました。
島にはシンボルである富士山のような形の山ができました。2013年から2015年の2年間に西之島の面積は東京ドーム51個分拡大しました!
その後、約2年後の2017年4月から噴火が再開しました。2017年の噴火は4か月で終了しました。その結果、面積は東京ドーム6個分拡大しました。

マンボウみたいな形をしていますね!笑
その後、約1年後の2018年7月から噴火が再開します。この時の噴火は3週間程と短く、島はほとんど拡大しませんでした。
2020年~2021年の成長
その後、1年半後の2020年12月6日に噴火が再開します!

噴火の規模は過去最大であり、8000mを超える噴煙がのぼった日もありました。

2020年は西之島のニュースでいっぱいでしたよね!
噴火は2020年8月下旬まで続き、それ以降は噴火をお休みしています。
2019年から始まった噴火によって西之島の面積は東京ドーム20個分拡大しました。そして、島の形は丸っこい形になりました。現在の西之島の面積は4km2です!


西之島!大きくなりましたね!これからの成長が楽しみですね!
そうですね!西之島はこれからも噴火を繰り返して、どんどん成長する可能性があります!今後も西之島の成長を追いかけていきましょう!
最後に西之島の成長記録をまとめましたので、ご覧ください!
西之島の成長記録のまとめ
